農事組合法人 あしつきの郷(さと)

あしつきの郷

ごあいさつ

代表理事

この度は私たちのホームページをご訪問いただき誠にありがとうございます。

さて私達の地域、ここ射水市広上は古来、清らかな湧き水が河川を形成する等、自然の恵み溢れる富山県内有数の農業好適地と言われております。また平成23年には効率的農業と環境に配慮した田園整備を目指す圃場整備事業(国の支援事業)への着手を契機に、従来の農業経営のあり方を「新たなビジネス」として、日々改革に努めております。
そして平成26年には地域の営農意組合を発展的に解散、この農事組合法人「あしつきの郷」を設立し、それまでの大きな課題であった「担い手確保」の一環として、新規従業員の雇用および組合員内の専従化を進め、現在、常勤者8名(うち社員4名)体制で運営しております。

他方、圃場整備による効率化等により生み出された時間(労力)を新たな園芸作物の栽培に振り向け、現在は枝豆、ネギ、ニラ、キャベツの生産に挑む傍ら、水耕リーフレタス等、IoTを駆使したハウス栽培活用により、冬季も休むことなく年間を通して生産と出荷に勤しんでおります。

また「主力」の「米づくり」においても、環境にやさしい緑肥耕法を取り入れ、減化学肥料、減農薬で栽培した、コシヒカリをブランド米「あしつき米」として保管(預かり)・加工(精米)・配送サービスも含めた個人への直接販売も開始するなど、お客様に、より「安心で安全」な「食」を届けられるよう、ワンチームで日々取り組んでおります。

皆様には引き続き、私たち「あしつきの郷」をどうぞ宜しくお願い致します。

農事組合法人 あしつきの郷 代表理事

高橋 隆之

農業法人としての経営方針

ほ場の大区画化と環境配慮型田園整備を契機として
「農作業は専従化、資源管理は集落連帯」の農業法人を目指す

水稲の環境保全型農業工法(減農薬、減肥料)を実践し、
「清流の里 あしつき米」のブランド化を目指す

作業の効率化を進め、得られた余剰労力を園芸作物の作付拡大へ振り向け
主穀作物との複合により経営の安定化を目指す

あしつきの郷の歩み

昭和60年 4月
広上営農組合(共同機械利用組合組織)設立
平成16年 3月
特定農業組織団体へ移行(経理の一元化)
経営体育成基盤事業申請活動開始
平成23年 4月
経営体育成基盤事業採択(ほ場の大区画化工事着手)
平成26年 1月
農業組合法人「あしつきの郷」設立
平成26年 4月
富山県エコファーマー認証取得
平成27年 3月
環境保全型農業の取り組み開始
平成27年 9月
とやま型農業成長チャレンジ事業に参画(水耕ハウス、野菜加工施設等の申請)
平成27年 12月
「富山県農村文化賞」受賞
平成28年 3月
経営体育成基盤事業完成(大区画ほ場完成)
平成28年 4月
新規就農者雇用 2名
平成28年 4月
水耕レタス栽培開始(6月より出荷開始)
平成29年 4月
新規就農者雇用 1名
平成30年 4月
野菜加工場、厚生施設完成
平成31年 2月
麦部門で「富山県農業振興賞」受賞
令和元年  4月
新規就農者雇用 1名
令和元年  8月
ドローンでの農薬散布請負開始
令和元年  9月
「あしつき米」外販開始
令和3年  4月
新規就農者雇用
令和5年  9月
新規就農者雇用
令和5年  11月
富山県功労賞

エコファーマー認証を取得しています

エコファーマーマーク

地域の未来、地球の未来を考え、
化学肥料を20%以下に減らし、環境に優しい農業を行っております。
認証番号:34225

「あしつき」の由来

雄神川(庄川) 紅にほふ 少女らし 葦付取ると 瀬に立つすらし 大伴家持

ここ広上地区は、富山県の天然記念物である「あしつき藻」が自生しています。

ネンジュモ属の藍藻一種で、水温が12〜14℃の清流か湧水地のみで自生する植物です。

ぬるっとした寒天質で石の表面などに生息し、コブのような大きさに成長します。

日本では古来から食用としても重宝され、
万葉集では大伴家持が庄川のあしつき藻をモチーフにした詩が詠まれています。